交通事故で要介護状態になった場合の賠償について

Q、交通事故の後遺症は様々あると思いますが、要介護状態になってしまった場合にはどのような補償があるのでしょうか?賠償金などについて詳しく知りたいと思います。

私自身の話ではありませんが、私の母が交通事故に遭ってしまい車椅子での生活となりました。
もちろん先方からは後遺症における慰謝料や逸失利益などが支払われることになっているのですが、要介護状態となってしまったため介護スタッフさんの手続きをはじめとして、私たち家族も様々な準備が必要となります。
今までは毎日のように家族は仕事に出かけていましたので、私、それから妹は自分で仕事を休みながら介護をしなければなりません。
ある程度のことは母が自分で行いますが、やはり車椅子での生活になればその分心配することも増えてしまうため、どうしても誰かが家にいなければなりません。

その他専門的な部分も介護スタッフさんに任せようと思っているのですが、家の中も車いすで安全に移動できるようにリフォームしなければならないし、このような部分も加害者側から補償してもらえるのかどうかについて気になっています。
このようなケースでは単純に後遺症害についての慰謝料と逸失利益しか受け取ることはできないのでしょうか?
リフォーム費用等に関しては自分たちですべて負担するしかありませんか?
金銭的に余裕があるわけではないのでとても困っています。

A、弁護士さんと共に賠償問題について話を進めていきましょう。

要介護状態になってしまうほどの障害が残り、この場合の賠償金額などについては素人と保険会社のやり取りだけではうまく解決しないことがほとんどです。
そのため、早い段階で弁護士さんに相談し、今後の賠償問題については弁護士にお任せした方が良いと言えます。
リフォーム等に関しては基本的に加害者側の保険会社からフォローされるものですが、保険会社はうまくここを切り抜けて補償しない形で示談に持っていく可能性があります。

介護スタッフさんを依頼する際の費用などについては先方の保険会社から補償されませんが、今後の介護に必要な介護用品などに関しては交渉次第で保険会社に負担してもらうことができます。
このような部分については、やはり専門家として弁護士さんに話をしてもらうのが1番となります。
また、場合によっては後遺障害認定についての慰謝料や逸失利益が少なく計算されているケースも考えられますので、このような部分についても弁護士さんにしっかりと計算してもらうようにしましょう。

後遺障害が残ってしまうお母様だけではなくご家族も大変な思いをされ、さらには家のリフォームも必要ということになれば当然ながら最低限の補償ではすみませんので、納得できるだけの賠償金を請求する必要があります。
幸いにも加害者側に保険会社がついているようですので、保険会社との話し合いになりますが、弁護士さんがいてくれると保険会社ら必要以上に強気になるといった心配もなく安心して今後の話し合いを進めていくことができます。
ただし介護のためにご家族が仕事を休むといった部分については保険会社から補償されるものではありませんので、このような部分については仕方がないと思うしかありません。

それ以外の部分については最大限補償されるように、ある程度時間がかかってもしっかり保険会社と話し合いを進めていくようにしましょう。